待望のラクサをカフェマラッカの依頼で作りました。
そして、デザインも。久々に食品を撮影しました。


ラクサをどのように作成するかということは以前から議論になっていました。カフェマラッカができた2015年7月から、なんとしてもラクサは必要であるという議論をしていたんです。マレーシアやシンガポールの珈琲店が、ホワイトコーヒー、海南チキンライス、ラクサの3つを必ずメニューとして持っているを考慮して、カフェマラッカもそのようにしなければ ならないというふうに考えました。2016年7月オープン当初のカフェマラッカにはたくさんのメニューがありますが、以前のカフェテリアソンリサ時代にあったノウハウからそのまま継続したメニューが多い状態でした。それをいかに東南アジアンカフェとして変更していくかが常に課題となっておりました。2015年11月にハイナンチキンライスをリリースできた時には大きな安堵感を得ておりました。なぜならば海南チキンライスがまず必要なメニューであり、次第に日本でも市民権を得ようとしているこれから普及すること間違いないメニューだったからです。
一方ラクサについては、日本での受けはさほど良くないと思っていました。その理由がココナッツミルクです。ココナッツミルクが入っていない場合、考え方によってはすでにだれもが知っているタイ料理のトムヤンクンとの差異が小さくなり、非常に日本でも販売が増えることが期待できるものです。しかしラクサにはココナッツミルクがはいっていることがほぼ必須(はいっていないものもあるんでしょうけれどそれを言い出すとなんでもありになるのでカフェマラッカではあえてココナッツミルクを必ずいれる方法を取ります)です。カフェマラッカでのラクサリリースを躊躇した理由はまさしくこれで、日本での市場はあまり大きくないと考えて後回しとなっておりました。
今回、カフェマラッカが深夜から早朝5時までの営業時間変更になり、また海南チキンライスの副産物として登場したメニューの「チキンフォー」が以外に熱烈な指示を得ているため、麺類メニューアイテムの増強という目的でラクサを再検討することになりました。
ラクサの充実は東南アジアカフェとしての地位の充実でもあります。
カフェマラッカの東南アジアカフェとしての役割増強に小梅製作所も協力していきたいと思います。
以上
2016年8月20日の情報です。